パソコンが最初に普及していったのは、
当然のことながら、企業です。
また企業以外にも、官公庁、自治体、また学校などにも
どんどん普及していきました。
そうなると、当然のごとく、壊れたパソコン、
古くて使いにくくなったパソコン、というものがでてきます。
企業のパソコンも、リサイクルできる対象になります。
学校などの場合、パソコンの入れ替えがあれば、
大量のパソコンの廃棄が出てきます。
そのパソコンを廃棄するのではなく、リサイクルにしよう、
というのが、平成13年4月1日に制定された、
資源有効利用促進法の改正です。
法人等から廃棄処分依頼された使用済みパソコンの回収、
そして再資源化ということも、メーカーが行うことに
なったのです。
パソコンのリサイクルの話に出てくる3Rという
言葉があります。
この3Rというのは、リデュース、リユース、リサイクル
という頭文字をとったものです。
パソコンには資源が詰まっています。
沢山の部品から構成されるパソコンには、
様々な資源が使用されているのですね。
その中に、再利用できるものが含まれているので、
パソコンのリサイクル、ということが
行われるようになったのです。
資源は尽きなくあるわけではありません。
限りあるのです。
ですから、パソコンからリサイクルによって再資源化
できるものは、有効活用していこう、
ということになったのです。